研究課題/領域番号 |
16K12045
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
木下 幸子 金沢医科大学, 看護学部, 准教授 (50709368)
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研究分担者 |
須釜 淳子 金沢大学, 新学術創成研究機構, 教授 (00203307)
松井 優子 公立小松大学, 保健医療学部, 教授 (00613712)
紺家 千津子 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (20303282)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 医療機器 / 弾性ストッキング / 圧迫創傷 / 医療関連機器 / 医療関連機器圧迫創傷 / 深部静脈血栓症予防 |
研究成果の概要 |
DVT予防用弾性ストッキング(GCS)の着用による発赤や糜爛、潰瘍といった圧迫創傷の予防は重要な課題である。機器要因やケア要因の予防ケアの根拠となる指標を付記しアセスメント項目や予防ケアシステムの作成が必要である。本研究の目的は、GCSRPUの発生の各要因について詳細を明らかにし、さらに個々に適したGCSの選択を含め予防ケアシステムを構築し評価することである。機器要因となるGCSに関する情報の整理、GCSによるずれや皮膚の状態や、個体要因に関連する浮腫、骨突出、ケア要因に関連する看護師の知識・認識について調査を報告し、これらから得た知見から構築した予防ケアシステムを報告する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
GCSRPUは脹脛、足首、足背部の報告がみられる。日本褥瘡学会によるMDRPU予防と管理 ベストプイラクテイスでは、MDRPUの発生要因を個体要因、機器要因、ケア要因から構成されていることを示している。機器要因としてサイズの不一致や情報提供を提示している。新規ハイソックスタイプのESは下腿の長さ、しわについて検討され、これまでのESに比べ下腿の長さが短く素材の検討がされている。ポジションマーカーの視認についても考慮され、ケア要因に関係するものとなっている。これらの特徴を明確にし評価することと看護師の知識、認識を向上させるべく効果的なケアシステムを構築することはGCSRPUの予防につながる。
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