研究課題/領域番号 |
16K12064
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
田中 愛子 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (10285447)
|
研究分担者 |
後藤 みゆき 純真学園大学, 看護学科, 教授 (30547972)
永田 千鶴 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50299666)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 終末期看護 / がん患者 / 気がかり / スピリチュアルケア / 混合研究法 / 看護師の臨床推論 / 共分散構造分析 / 多母集団同時分析 / スピリチュアルペイン / 臨床推論 / 一般病棟 / 緩和ケア病棟 / 訪問看護ステーション / 気がかりや本当の思い / アンケート調査 / がん / 看護師 / 質問紙 / CVI / 在宅 / M-GTA / 終末期 / 終末期がん患者 / 介入モデル |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、終末期がん看護に携わる看護師は患者の「気がかりや本当の思い」に対する臨床推論の実態を明らかにしモデル化することである。研究方法は混合研究法探究的デザインを用いた。一般病棟、緩和ケア病棟、訪問看護ステーション(3領域)の看護師24名を対象に面接調査を行い25項目の尺度を作成し、その尺度を用いて全国の3領域看護師を対象に質問紙調査を行った。 1864名を分析対象として共分散構造分析を行った結果、「基本的ケア」は「臨床推論」に関連し、「知識とコミュニケーション」はその過程に寄与していた。多母集団の同時分析結果から、看護活動3領域のモデルに違いはなかった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果から、表出困難な終末期がん患者の「気がかりや本当の思い」に対する看護師の臨床推論の過程を導き出し、看護介入への示唆を得る。このことは、患者のスピリチュアルペインの軽減や生活の質の維持向上につながる。
|