研究課題/領域番号 |
16K12066
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
砂川 洋子 琉球大学, 医学部, 名誉教授 (00196908)
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研究分担者 |
照屋 典子 琉球大学, 医学部, 教授 (10253957)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | がん教育 / 子宮頸がん / 中高生 / 予防啓発 / 教育支援 / 子宮頸がん予防啓発 / ピアエジュケーション / 子宮頸がん予防 |
研究成果の概要 |
第一段階研究は、沖縄県内の中高生を対象とし、子宮頸がん予防啓発などを含むがん教育を推進することを目的として質問紙調査を実施した。その結果、中学生、高校生において、がんに対するネガティブイメージ、がんの知識や理解不足、子宮頸がんの知識や理解不足、体験者の講話を取り入れた教育支援の希望は高いことが明らかとなった。第二段階研究では、教育プログラムを構築して、がん体験者も活用しての教育セミナーなどの介入を行った結果、子宮頸がん予防に関する知識の獲得、将来の検診受診への行動変容などの意識改革につながった。今後の学校現場における子宮頸がん予防啓発の促進には、継続教育支援の必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究においては、未来を担う中高生が自他の健康増進獲得への意識の高まりにより、いのちの大切さやがんの早期発見などの予防行動への意識変容は意義深く、また、沖縄県においては、若い世代の子宮頸がん罹患率や死亡率の減少に貢献できる点でも意義深いと考える。加えて、今回、沖縄県内の中学生、高校生を対象とした「がんやがん予防に関する意識調査」を広域的に調査研究し、その結果を各中学校、高等学校に調査報告書としてお返ししていることにより、今後の学校現場における「がん教育」への継続教育支援に貢献できる点も意義深いと考える。
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