研究課題/領域番号 |
16K12072
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 名桜大学 |
研究代表者 |
玉井 なおみ 名桜大学, 健康科学部, 教授 (80326511)
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研究分担者 |
神里 みどり 沖縄県立看護大学, 保健看護学研究科, 教授 (80345909)
木村 安貴 名桜大学, 健康科学部, 上級准教授 (90812917)
西田 涼子 名桜大学, 健康科学部, 助教 (40557295)
野崎 希元 名桜大学, 健康科学部, 助教 (60733441)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 乳がん / 運動 / 生命予後 / オーダーメイド |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、乳がん患者が日常生活に簡便かつ持続的に活用可能なオーダーメイドのウォーキングプログラムの開発と普及である。調査の結果、乳がん患者の4割が診断後に活動的ではなくなり、その後も6割が活動的ではない生活であること、医療者による運動支援のニーズが高いことが明らかとなった。また看護師で運動支援を実施している者は41.7%であり、がんと運動の効果に関する知識不足や時間の不足が障壁となっていた。調査結果をもとに教育媒体としてがんと運動に関するエビデンスと感染対策の情報を取り入れかつ日々の活動を記載できる運動ノートを作成したが、COVID-19の流行により介入研究に至らなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において、乳がん患者は診断後に4割が活動的ではなくなり、その後も6割が活動的な生活ではないこと、医療者による運動支援のニーズが高いことが明らかとなった。一方で医療者による運動支援には差があり、看護師の運動支援は41.7%、がんと運動の効果に関する知識不足や時間の不足が障壁であった。今回、乳がん患者の運動の状況や求めている支援内容、医療者による運動支援の実態と課題が明らかとなった。COVID-19の流行により介入研究には至らなかったが、本研究で明らかになった事項を踏まえて乳がん患者の運動支援プログラムを構築することは、乳がん患者の生活に根差した継続できる運動支援の一助になるものと考える。
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