研究課題/領域番号 |
16K12089
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
中村 康香 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (10332941)
|
研究協力者 |
武石 陽子
吉沢 豊予子
跡上 富美
伊藤 直子
川尻 舞衣子
加藤 道代
佐藤 奈保
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 看護学 / 妊娠期 / 親になる / 夫婦 / コペアレンティング / coparenting |
研究成果の概要 |
本研究は、「coparenting(コペアレンティング)」という、父親と母親が子育てについての責任を分担し、お互いに親役割を調整しサポートしていく、ともに親になることへの支援を行うことで育児で直面する問題解決の可能性を探るため、エビデンスに基づきアメリカで開発されたCoparentingを促すFamily Foundation Programをわが国の文化や社会状況にあわせた日本人への適用可能性を検証・評価した。介入群15組、対照群8組の夫婦を分析対象とし、産後1か月、3か月の効果を調査しtあ。結果、介入の効果のあった夫婦においては、コペアレンティング関係性に良い影響を及ぼしていた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
父親と母親が子育てについての責任を分担し、お互いに親役割を調整したりサポートする、coparentingの関係性を促進するプログラムが、パッケージとして確立すること。そしてそのプログラムが、産後の育児をする夫婦にとって良い効果を及ぼすことが検証されることにより、国内において幅広く利用することが可能となる。また、男性の育児参加割合の増加、女性の就労継続による我が国の労働力確保、育てにくいと感じる親の割合の減少、さらには児童虐待の減少など、家族全体のより良い健康へ大きく貢献ができるという幅広い意義がある。
|