研究課題/領域番号 |
16K12090
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
山口 咲奈枝 山形大学, 医学部, 講師 (20431637)
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研究分担者 |
佐藤 幸子 山形大学, 医学部, 教授 (30299789)
藤田 愛 山形大学, 医学部, 准教授 (70361269)
遠藤 由美子 琉球大学, 医学部, 准教授 (90282201)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 父親 / 育児 / 育児行動 / プログラム |
研究成果の概要 |
本研究では、父親の育児行動を促進するためにバースプランを活用した看護介入プログラムを作成した。介入時のツールとして父親のためのバースプラン用紙を作成した。看護介入プログラムに参加した父親は、妊娠期には妻とのコミュニケーションを大切にすることを父親役割の一つとして認識していた。また、出産前から、誕生する子どもとの接し方を考えたり、心理的な側面で妻を支援することが父親役割だと認識していた。このことから、バースプランを活用した看護介入プログラムは、初めて子どもをもつ父親の役割意識を高めることができることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
父親の育児行動を促進するためには、妻の妊娠期から父親に対して父親役割を認識し、育児意識を高める支援が必要であると考え、本研究では、バースプランを活用した看護介入プログラムを作成した。バースプランを立てることで、近い将来におこる出産や育児を具体的にイメージすることができることから、男性の父親役割意識を高める効果が示唆された。妻の妊娠期から男性の父親役割意識が高まることにより、その後の育児行動の促進につながると考える。父親が育児に関与するほど、第二子出生率が上昇することから、父親の育児行動を促す周産期の看護介入は少子化社会の具体的な支援策になると考える。
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