研究課題/領域番号 |
16K12091
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 岐阜大学 (2016, 2022) 愛知県立大学 (2017-2021) |
研究代表者 |
丸尾 亜喜代 (三尾亜喜代) 岐阜大学, 医学部, 准教授 (30632848)
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研究分担者 |
佐藤 美紀 愛知県立大学, 看護学部, 准教授 (10315913)
小松 万喜子 中部大学, 生命健康科学部, 教授 (50170163)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 不妊治療終結 / 意思決定支援 / 意思決定支援プログラム / ガイドブック / 女性 / 意思決定支援ガイドブック / 意思決定 / 支援プログラム |
研究成果の概要 |
本研究では,治療終結期の女性の意思決定支援プログラム原案と媒体である支援ガイドブック原案を作成し,実用化を目指した。原案に対して元当事者,医師,看護職から評価を受け,終結に向け気持ちを整理するガイドブック試行版を作成し,支援プログラムとして支援者がアセスメントをして進めるのではなく,当事者の意思によりガイドブックを持ち帰り,必要に応じて支援者につながるようにした。ガイドブック試行版を持ち帰った当事者より,ガイドブックは有用と評価を得たが,医療者との面談機会やその際の心情理解に対する要望があり,支援方法の検討の必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で実用化に取り組んだ意思決定支援ガイドブックは,不妊治療終結後の女性が体験しうる事柄や対処方法を提示し,治療の終結に迷う女性の意思決定を支援するものである。意思決定支援ガイドブックが実用化されれば,不妊治療の終結期にある女性が終結後に起こりうる体験やその対処方法を知ることになり,主体的な意思決定につながる。また,自分らしい生き方を見出すことにもつながり,その後の人生のQOL向上に貢献できる。不妊治療に携わる看護職や相談員にとっては,治療終結期の女性への支援ツールとして活用できる。
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