研究課題/領域番号 |
16K12095
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
亀崎 明子 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (80526913)
|
研究分担者 |
河本 恵理 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (90718339)
矢田 浩紀 山口県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (80644442)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 避妊 / 家族計画 / 既婚男女 / 既婚者 / 人工妊娠中絶 / リプロダクティブヘルス/ライツ / 実態調査 / 支援 / 望まない妊娠 |
研究成果の概要 |
研究1では、医療者が既婚者に実施している避妊指導の実態を明らかにすることを目的とした。病院・診療所など1,741施設を選定し調査を行った。その結果、既婚者に対する避妊に関する指導は短時間で実施されていること、望まない妊娠を機に避妊に関する指導を受けている既婚者が多いことが明らかになった。 研究2では、既婚男女の「避妊に関する知識」、「避妊に対する意識」、「避妊に対する困難性」が「避妊の実行」にどのように影響するのか男女別に確認し、示唆を得ることを目的とした。その結果、男女のパス係数に違いが認められたことから、避妊に関する指導を行う際は、性差を考慮して実施する必要がある。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
既婚女性の結婚後人工妊娠中絶の経験が報告されている。既婚女性の人工妊娠中絶を減少させることは喫緊の課題であり、医療者はリプロダクティブヘルス/ライツの観点から、既婚男女が家族計画を立て、確実に避妊ができるよう支援する必要がある。 本研究結果は、家族計画・避妊に関する指導のあり方を再考する基礎的資料になったと考える。また、「避妊に関する知識」、「避妊に対する意識」、「避妊に対する困難性」が「避妊の実行」にどのように影響するのかを男女別に確認できたことから、今後の家族計画・避妊指導方法の構築に寄与すると考える。
|