研究課題/領域番号 |
16K12101
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 島根県立大学 |
研究代表者 |
藤田 小矢香 島根県立大学, 看護栄養学部, 教授 (20437528)
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研究分担者 |
渡邊 達生 鳥取大学, 医学部, 教授 (60182929)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 月経周期 / 睡眠 / エストラジオール / プロゲステロン / コルチゾール / 芳香療法 / 自律神経機能 / 女性ホルモン / ストレス / ホルモン / 母性・女性看護学 |
研究成果の概要 |
PMS症状の1つに睡眠の質の変化がある。女性ホルモンの月内変動が自律神経機能に影響している可能性がある。本研究では月経周期における睡眠の質とストレス、その改善に芳香療法を行った。その結果、月経前は日中の眠気や 夜間の覚醒などPMS症状を示していた。また女性ホルモンの変動は月経周期のストレス反応と相関していた。月経前は女性ホルモンが自律神経失調や精神面、睡眠の質に関連していた。就寝時の芳香は月経前と月経中の中途覚醒時間短縮、深睡眠に至るまで短時間にし、効率の良い睡眠となっていた。月経周期を考慮した芳香療法は睡眠改善の選択肢になる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
月経前症候群は多くの女性が経験する月経周辺期症状である。そのうち睡眠の質の変化がある。本研究では月経周期に伴う睡眠の変化に女性ホルモンが関係していた。また女性ホルモンの変動は月経周期のストレス反応と相関していた。月経前は女性ホルモンが自律神経失調や精神面、睡眠の質に関連していた。就寝時の芳香は月経前と月経中の中途覚醒時間短縮、深睡眠に至るまで短時間にし、効率の良い睡眠となっていた。月経周期を考慮した芳香療法は睡眠改善の選択肢になる可能性が示唆された。多くの女性のセルフケアの1つに活用することで女性のQOL向上につながると考える。
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