研究課題/領域番号 |
16K12107
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 沖縄大学 (2019) 沖縄県立看護大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
新城 正紀 沖縄大学, 健康栄養学部, 教授 (50244314)
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研究分担者 |
井上 松代 沖縄県立看護大学, 保健看護学研究科, 准教授 (30326508)
赤嶺 伊都子 沖縄県立看護大学, 保健看護学研究科, 准教授 (60316221)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | IPV / 被害者発見尺度 / 基準関連妥当性 / 有効性 / 尺度開発 / 支援 / 連携 / DV / 被害者発見認識尺度 / 被害者 / 発見尺度 / 有用性 / 親密なパートナーからの暴力 / DS-IPV |
研究成果の概要 |
親しい人からの暴力(IPV)の被害者発見尺度(DS-IPV)の有効性について調べた。有用性の確認は、既に有効性が確認できている既存の尺度との相関を調べることにより確認する。 既存の尺度は、「女性に対する暴力スクリーニング尺度(VAWS)を用いた。VAWSを日常診療に使用しているA母子医療センターに調査を依頼し、354件の調査票(DS-IPVおよびVAWS)の収集を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
親密なパートナーからの暴力(IPVという)の問題は、複雑・多岐にわたる課題であり、問題解決のためにはその要因を探り適切に対応する必要がある。科学的根拠に基づいたIPV被害者発見および被害内容や被害程度の把握は、IPVの問題解決のために最も重要な要素である。 IPV被害者の中には、自ら受けている暴力を認識できない者や第三者に説明できない者がいる。IPV被害者は、われわれが開発したDS-IPV(質問票)に記入することにより、自ら受けている暴力を認識でき、第三者に説明する手がかりを得る可能性がある。また、支援者は暴力を早めに把握し、支援や連携に繋ぎ、適切な対応を行うことが期待できる。
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