研究課題/領域番号 |
16K12108
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
|
研究機関 | 札幌医科大学 (2018-2019) 北海道科学大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
前田 尚美 札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (60407129)
|
研究分担者 |
山本 八千代 北海道科学大学, 保健医療学部, 教授 (10295149)
三田村 保 北海道科学大学, 未来デザイン学部, 教授 (80271641)
加藤 剛寿 北海道科学大学, 保健医療学部, 助教 (00756421)
草野 知美 北海道科学大学, 保健医療学部, 講師 (50736311)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | インターネット / 性被害 / 性教育 / 子ども / 健康教育 / 性 / 教育 / 母性・女性看護学 / インターネットの安全対策と性の健康教育 |
研究成果の概要 |
本研究は、従来から実施されている性の健康教育に、子どもの性被害防止、性の安全確保の内容を加えた、小学生親子への「性の安全教育」プログラム構築を目的とした。 平成28~29年にかけて、子どもを持つ保護者を対象に、インターネットを介した性の危険防止教育に対する認識と、家庭での取り組み状況に関して、質問紙調査を実施した。また平成28年と令和元年には、子どもの立場である高校生と大学生を対象に、インターネット利用に伴う性の危険の認識と、保護者から受けてきた教育の実態について、質問紙調査を実施した。これらの結果から、親子への教育時期、内容について整理した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子どものインターネット利用は、見知らぬ他者との交流につながり性被害等の危険に巻き込まれる可能性があるが、保護者はその危険性を十分に認識せず、わが子のインターネット利用を見守ることができていない実態が本研究により明らかになった。また、保護者や高校生・大学生を対象とした質問紙調査により、親子に必要な教育内容と時期を整理できた。 本研究成果を踏まえ、子どもの発達段階に応じた性教育の内容と性の危険防止について、親子を対象に段階的に教育していくことができれば、保護者の危機意識を高め、かつ、子どもの健全な性の育成に貢献できると考える。
|