研究課題/領域番号 |
16K12109
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 東北福祉大学 |
研究代表者 |
三澤 寿美 東北福祉大学, 健康科学部, 教授 (10325946)
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研究分担者 |
戸田 恭子 東北福祉大学, 健康科学部, 講師 (50635589)
宇田 優子 新潟医療福祉大学, 看護学部, 教授 (70597690)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 子育て / ピアサポート / 多世代 / 地域づくり / 子育て支援 / 思春期 / 中高年期 / ソーシャルキャピタル / 被災地 |
研究成果の概要 |
被災地において、思春期・青年期の子育て準備世代、子育て中の母親世代、中高年の祖母世代の交流や接触を促進するプログラムを実施し、地域社会の中で人と人のつながりを強化するプログラムを実施した。プログラムへの参加者は、同世代の参加者どうしのつながりから、自分のあり方を確認し、自分自身を尊重することができた。さらに、これまでの人生を振り返るとともに、これからの生活や人生について考えることができた。また、地域の中の多世代の交流による人と人とのつながりを活用して、子育てを中心に地域づくりをしていくことが、災害からの復興の時期にある被災地にとって重要であることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域における子育てを中心にした多世代間の「信頼」「規範」「ネットワーク」といったソーシャルキャピタルを醸成することによって、(1)個人が社会のなかで期待される役割を果たしながら自らの健康増進やQOLの向上をめざす。また、同時に、(2)次世代を産み育てる子育て準備期の健全育成のために多世代間の連携を図り、個人と社会の両方の「子育て力」「子育て支援力」の向上をめざす。地域の中で、子育て中の母親世代、その支援者として期待される中高年の祖母世代、近い将来に子育てを経験することが予想される思春期・青年期の子育て準備世代に関与することは、生涯にわたる女性の健康とQOLの向上に貢献できるものである。
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