研究課題/領域番号 |
16K12110
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | つくば国際大学 |
研究代表者 |
大槻 優子 つくば国際大学, 医療保健学部, 教授(移行) (10258973)
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研究分担者 |
島貫 秀樹 つくば国際大学, 医療保健学部, 講師(移行) (40326749)
中田 久恵 つくば国際大学, 医療保健学部, 講師(移行) (60637726)
仲根 よし子 つくば国際大学, 医療保健学部, 講師(移行) (60709682)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 農家女性 / 在宅介護 / 遠隔支援 / ICT / タブレット端末 |
研究成果の概要 |
本研究は、農村地域で在宅介護を担う農家女性の実態を明らかにし、農家女性を支援するためのICT活用による具体的な支援方法についてのプログラムを開発することを目的とする。農家女性の家族介護の実態として、【在宅サービスの有効活用】【介護者自身の時間の確保】【家族の支援体制】【理解者の存在】【介護の知識・技術の獲得】【過疎地域における交通事情】が明らかになり、農家女性を対象にタブレット端末利用による遠隔支援を実施した。その結果、【未知の方法への期待感】【タブレット操作の不安感】【介護に対する認識の変化】【自己の介護を話す時間の確保】が抽出され具体的な遠隔支援のプログラムを提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢化率の高いわが国の現状において、在宅での介護を可能にし、地域の包括的な支援・サービスの提供・体制づくりに貢献できる研究である。また、在宅介護についての研究の蓄積がされているが、そのなかでは都市部の介護の実態についての報告が多く、農村地域の農家女性を対象にした研究が少ない。したがって、本研究は農村地域における農家女性の在宅介護の研究の発展に貢献できる。本研究の独創的な点は、ICTを活用した具体的な遠隔的支援方法のプログラム開発であり、必要な在宅介護サービスの確保が困難な場合でも遠隔地の専門職による支援が可能になり、今後益々ニーズが高くなる在宅介護に意義のある研究である。
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