研究課題/領域番号 |
16K12113
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 東京家政大学 |
研究代表者 |
鈴木 幹子 東京家政大学, 健康科学部, 教授 (90269457)
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研究分担者 |
玄番 千恵巳 東京家政大学, 健康科学部, 講師 (60739423)
立石 和子 仙台赤門短期大学, 看護学科, 教授 (80325472)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 産後クライシス / 父親のコンピテンシー / パートナーシップ / 育児経験のメリット / 地域連携 / 産後ケア / 産後ケア事業 / パートナシップ / 地域とのつながり / 予期的指導 |
研究成果の概要 |
産後クライシスは、夫婦から子どもを持つ家族へと変化するプロセスで、育児の方針や親役割に関する互いの価値観の相違が浮上し、葛藤から夫婦間に亀裂が生じて起こることが明らかとなった。また、母親と子どもの濃密な関係が父親のコンピテンシーの発達を阻害していることが考えられる。しかし、親としての喜びを経験した父親は、コンピテンシーを発展していくことが期待できる。さらに夫婦間のコミュケーションを図ることが、産後クライシスから脱却することが推測された。出生前からの夫婦でのコミュニケーションや産後クライシスに関する予期的指導の必要性である。産後の母親のレスパイトが必要で、安心して過ごせる場の提供が望まれている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
産後クライシスを乗り越えるキーパーソンとして、父親の存在は大きく、父親がコンピテンシーを発展していくことが産後クライシスの予防に役立つことが期待できる。母親だけでなく、父親も対象とした妊娠期から産後までの経過に応じた継続した支援が父親のコンピテンシー強化につながり、産後クライシスを予防し、健康的な育児につながることが期待できる。
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