研究課題/領域番号 |
16K12114
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
|
研究機関 | 日本体育大学 |
研究代表者 |
岡本 美和子 日本体育大学, 児童スポーツ教育学部, 教授 (70435262)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 乳幼児揺さぶられ症候群 / 泣き / 初産婦 / 苛立ち / 疲労 / 産褥期 / Frustration / レジリエンス / 乳児の泣き / 追い込み要因 / frustration / 疲労感 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、乳幼児揺さぶられ症候群の予防に向け母親の疲労やfrusirationによりSBSへと追い込む要因を軽減するプログラムを開発することである。予防プログラムは①休息の勧め、②楽食の勧め、③スマホ使用のセーブ、④パートナーからの支援、⑤ストレス発散の仕方、⑥泣きの特徴と対応の内容で構成している。予防プログラムによる介入効果の検証結果、気分ではPOMSの「怒り-敵意」「抑うつ-落ち込み」が介入群で有意に低値を示した。「疲労-無気力」の平均値では介入群が対照群より低値を示したが有意性は認められなかったものの、苛立ち等のfrusirationへの有効性が認められる結果となった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
乳幼児揺さぶられ症候群の予防に向けSBSへと追い込む要因を解明するとともに、その予防プログラムを開発することが本研究の目的である。質的調査により追い込み要因と考えられる母親の疲労とFrustrationへの対応には、パートナーを含む身近な支援者による、自分を理解してくれる、気持ちを察してくれる状況の中で、十分な心身の疲労回復に向けた支援の必要性が明らかになった。また、新たに介入プログラムを作成、出産後1ヵ月頃に介入効果の検証を行った。その結果、対象数は少ないものの、追い込み要因として考えられる母親の苛立ち等への介入の有効性が認められた。
|