研究課題/領域番号 |
16K12132
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
伊藤 直子 東北大学, 大学病院, 副看護師長 (60572576)
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研究分担者 |
中村 康香 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (10332941)
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研究協力者 |
川尻 舞衣子
吉沢 豊予子
武石 陽子
跡上 富美
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 看護学 / 妊娠期 / 身体活動量 / 保健指導 / 妊娠アウトカム / 分娩アウトカム |
研究成果の概要 |
妊婦の日常生活における労働、家事、通勤などを含む身体活動の内容と身体活動量を可視化する実態調査として、40名の初妊婦を対象に身体活動計(Actiband,東芝製) にて身体活動量を測定し、同時に生活活動を記録したもらった。結果、妊婦の身体活動量は妊娠期間就労をしていない女性は妊娠末期に活動量が有意に増加し、就労を継続している女性は活動量は変化せず、妊娠末期には産休や退職で就労を中断した女性は活動量が有意に減少していた。仕事時間が休息や余暇時間になることで、活動量が減少していることが示唆された。また座位時間に着目すると、477-578分と、日本人成人の平均420分よりも長時間であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
妊婦の生活を含めた身体活動の実態が明らかとなり、これらの結果をもとに、妊婦に対する身体活動の保健指導へと貢献することができる。また妊娠期間中にの身体活動を維持させようとしても、新たな運動を行うことは難しい。妊婦の座位時間が、一般成人と比較して長時間であることを踏まえ、座位時間を減らす、というあたらなアプローチを用いた妊婦の身体活動の維持増進を働きかける介入プログラムの開発に貢献する。
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