研究課題/領域番号 |
16K12134
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
佐藤 幸子 山形大学, 医学部, 教授 (30299789)
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研究分担者 |
今田 志保 (佐藤志保) 山形大学, 医学部, 助教 (00512617)
遠藤 芳子 岩手保健医療大学, 看護学部, 教授 (20299788)
塩飽 仁 東北大学, 医学系研究科, 教授 (50250808)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 神経症・心身症 / 子供 / ソーシャルスキルトレーニング / ツール / 心身症・神経症 / 学校 / 対人関係形成 / 心身症・神経症児 / 対人関係 / 困難な場面 / 動画 |
研究成果の概要 |
日本における不登校は増加しており,その原因として情緒的な問題が挙げられている。情緒的な問題を持つ子供は情動調整や自己表現が未熟であることが明らかになっており,対人関係形成に困難を感じている。中でも身体症状や受診に関して友達から聞かれたときに答えにくいなどの困難を持っており,それらの場面を想定したSSTを開発する必要がある。 そこで本研究では,心身症・神経症児が困難と感じる「症状や受診に関連した学校場面」に心身症・神経症の子供が対応するためのソーシャルスキルトレーニングツールを開発することである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
心身症・神経症児のためのソーシャルスキルトレーニングツールが開発されることにより,直接的に心身症・神経症の子供が学校場面で対応に困る状況に対する事前の心理的準備ができ,対人関係形成の助けとなる。さらに,家族や学校教員と医療者が共通して活用できるため,家族の支援員もつながる。本研究の汎用性として,心身症・神経症児のためのソーシャルスキルトレーニングツールが開発された場合は,さらにPTSD等への応用なども期待され,子供の心理的ケアに関する看護学的研究に寄与すると思われる。
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