研究課題/領域番号 |
16K12135
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
福澤 利江子 (岸利江子) 筑波大学, 医学医療系, 助教 (20332942)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 非医療的支援 / 妊娠 / 出産 / 産後 / ドゥーラ / ロールプレイ / 教材開発 / 出産ケア / 周産期ケア / 参加型研究 |
研究成果の概要 |
周産期の非医療的支援のトレーニング方法を開発し実施した。産科ケアの受け手や支援者が、かかわりで困難を感じた事例を集め、67名より97件の事例が寄せられた。時期ドゥーラ要素に分類・分析し、各事例をもとにロールプレイ教材を作成した。最終年度に国内5回、国外(モンゴル)2回のトレーニングを実施した。これは、産科ケアの現場を疑似演技するもので、失敗しても妊産婦さんを傷つけることのない安全な場所で、妊産婦や家族、医療者などの役を演じ、その時の気持ちなどをふり返るもので、経験や知識を問わず誰でも参加できる。今後、チャイルドリサーチネット内「ドゥーラ研究室」などで実施概要を公表する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ドゥーラサポートは、その効果が強力なエビデンスによって保証されている割に、費用や収入の問題、産科に非医療職のドゥーラが入りにくい現状、日本でのドゥーラの実例が少ないため関心はあっても導入を躊躇してしまうことなどが原因で、実社会で普及しにくい現状がある。本研究の結果、少なくとも日本では今後、ドゥーラを職業としてではなく「概念(コンセプト)」として強調するという結論に至った。この方針には国際的に新規性があり、「ドゥーラ的な人」が社会に増えやすくなれば社会的意義が大きい。
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