研究課題/領域番号 |
16K12141
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
|
研究機関 | 岐阜大学 (2017-2018) 京都大学 (2016) |
研究代表者 |
山口 琴美 岐阜大学, 医学部, 准教授 (40432314)
|
研究分担者 |
井關 敦子 岐阜大学, 医学部, 教授 (10363201)
古田 真里枝 京都大学, 医学研究科, 教授 (20390312)
大橋 一友 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (30203897)
|
研究協力者 |
河合 昌彦
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | GBS / 助産所 / 助産師 / 質問票 / 新生児 / 産科 / 感染症 / ガイドライン / 周産期 / 母性助産 / 医療システム |
研究成果の概要 |
2014年助産業務ガイドラインの改訂に伴い、B群レンサ球菌(GBS)陽性妊婦の分娩を助産所や自宅でも行えるようになったが、実情はわからない。助産師や小児科・産科医師を対象にGBS感染症に関するガイドラインへのコンプライアンスや意見等を調査した。助産所の助産師は、約66.2%がGBS陽性妊婦の分娩を取り扱っていたが、コンプライアンス率は低く、小児科及び産科医師ともに助産業務ガイドラインの存在だけでなく、その改訂も周知率が低いことが明らかとなった。助産所の助産師は、既存のガイドライン遵守に向けて、慎重に小児科医師及び産科医師とGBS陽性妊婦の取扱いについて相談していく必要があることが示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
助産業務ガイドライン改訂に伴い、GBS陽性妊婦も助産所で分娩することが可能になったが、実情はわからない状況であった。この研究により、常在細菌であるGBSが陽性でも異常分娩として扱われず、妊婦が安心し助産所や自宅での分娩を選択することができる。新生児を含めた妊産褥婦がエビデンスのある医療の享受や予防や異常の早期発見に対応可能な医療とケアを円滑に受けることができ、また新生児GBS感染症に関する研究や医療の質向上に寄与する。
|