研究課題/領域番号 |
16K12150
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
生田 まちよ 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 講師 (20433013)
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研究分担者 |
上田 公代 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 名誉教授 (20145345)
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | レスパイト / 超重症児 / 家族看護 / 訪問看護 / 在宅レスパイト / 施設レスパイト / 母親 / 医療的ケア児 / 在宅ケア / レスパイトサービス / 主介護者 / 介護負担 / 入所施設 / レスパイトサービスモデル / 家族 |
研究成果の概要 |
在宅で療養している超重症児・準超重症児の家族の介護負担が大きく家族への悪影響も出現している。この介護負担軽減が軽減されるとされるレスパイトであるが、効果的な利用が行われない状況もあった。このため家族のレスパイトサービスの利用状況・思いなどの調査、レスパイト提供者としての訪問看護ステーション等でのサービス提供状況や思いなどを調査し、現状や問題点・課題を明確にしてニーズアセスメントを行った。 施設レスパイトよりも第三者に児を預けることへの罪責感なども軽減されることが示唆された在宅レスパイトを柱として、施設レスパイトを効果的に組み合させながら行う戦略的なレスパイトサービスを考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はレスパイトを利用する側とそれを提供する側の両者より判断して作成する戦略的なレスパイトモデルであり、介護負担の軽減に留まらず、介護負担を予防的にかかわれること、夫婦関係や親子関係やきょうだいの成育への悪影響を最小限にすること、家族の対処行動の改善などが可能であり家族のQOLの向上に繋がる。また、レスパイトを提供する医療者も安心して実施できるようなモデルにすることや在宅でのレスパイトだけでなく施設でのレスパイトを効果的に計画的に計画することで、レスパイトの活用も増加すると考える。
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