研究課題/領域番号 |
16K12153
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 常磐大学 (2018-2019) 茨城県立医療大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
沼口 知恵子 常磐大学, 看護学部, 准教授 (50381421)
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研究分担者 |
加藤 令子 関西医科大学, 看護学部, 教授 (70404902)
小室 佳文 東京医科大学, 医学部, 教授 (20233067)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 医療を必要とする子ども / 災害 / 備え / 支援ツール / 小児看護学 / 災害に備える力 |
研究成果の概要 |
本研究は、医療を必要とする子どもが、災害時に自らの健康の維持・管理をする力を高める看護支援ツールを開発することを目的として実施した。看護師が通常実施しているヘルスケアに加え、災害時の体調の維持・管理について子ども自身の力を高めるための支援ツールとして、①支援内容、②個人シート(支援者用)、③個人シート(子ども用)、④評価表、⑤手引書を開発した。 医療を必要とする子どもに対し、3か月で3回の介入を実施し、3回の介入を終えた子どもにはそれぞれ災害に備えるための力の向上がみられた。また本ツールは、様々な状況の子どもの災害への備えの支援において、看護師の有効なガイドとなることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、医療を必要とする子どもに対して、看護師が通常実施しているヘルスケアに加え、災害時に体調の維持管理について子どもの力を高める目的で実施した。本研究で開発したツールは、今後起こる可能性の高い災害時に、医療を必要としながら生活する子どもたちのいのちを守ることに貢献するものである。またツールを用いた介入により、子どものライフステージの変化に対応し、子どもの自立支援にも貢献することが示唆された。
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