研究課題/領域番号 |
16K12159
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
|
研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
汲田 明美 愛知県立大学, 看護学部, 講師 (80716738)
|
研究分担者 |
服部 淳子 愛知県立大学, 看護学部, 教授 (70233377)
山田 浩雅 愛知県立大学, 看護学部, 准教授 (60285236)
北川 好郎 愛知医科大学, 医学部, 講師 (00440719)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 生活力 / 思春期(成人移行期) / 難病支援 / 炎症性腸疾患 / 支援ツール / 小児炎症性腸疾患 / 成人移行期(思春期) / 育成ツール / 難病 / 自己評価 / 慢性疾患患者 / 成人移行期 / 炎症性腸疾患患者 / 小児慢性疾患患者 / 自立 / 自己管理 / 食事管理 / 思春期 / ソーシャルスキル / 家族支援 / 体験学習型シナリオ / 成人移行期支援 / 看護学 / 小児慢性疾患 / 支援プログラム |
研究成果の概要 |
小児慢性疾患を持つ患者は増加の傾向にあり、「その子の将来、その子の人生という長期的な視点でみた患者のQOLの向上につながる支援の重要性(余田,2012)」が言われている。特に思春期では、患者が「その人らしく自立する」ための援助が重要である。本研究では、専門職者の活用も期待できる「思春期」の炎症性腸疾患患者の「生活力」支援の基礎的な研究を2点行った。1点は「生活力」について、成人患者や思春期の炎症性腸疾患を持つ患者の支援者たちにインタビューした調査である。もう1点は「生活力」支援のツール「豊かに生活するノートHappifullノート」の作成に関する調査である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
炎症性腸疾患を持つ患者の思春期の「生活力」の支援において、実際に周囲の人々や成人患者にインタビュー調査をした上で、支援プログラムのひとつとしてツール(豊かに生活するノートHappifullノート)を作成した。炎症性腸疾患患者が、まず、自分の良い面に気づき、それをのばしながら、炎症性腸疾患を持つ自分にも関心を持ち、療養法や工夫、医師への質問や将来を考えることで、より「生活力」をアップさせることが期待できる。難病である炎症性腸疾患患者への支援への実践への具体的な関わり方への示唆ともなり、今後の実践内容の工夫に使用できると考える。
|