研究課題/領域番号 |
16K12162
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 神戸市看護大学 |
研究代表者 |
二宮 啓子 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (50259305)
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研究分担者 |
勝田 仁美 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (00254475)
内 正子 神戸女子大学, 看護学部, 教授 (20294241)
山本 陽子 神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (60622553)
岡永 真由美 神戸市看護大学, 看護学部, 准教授 (90326314)
萩岡 あかね 神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (30640552)
丸山 有希 神戸女子大学, 看護学部, 准教授 (50759389)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 医療的ケア / 特別支援学校 / 看護師 / 支援システム / 介入研究 / 教諭 / 養護教諭 / 連携 / 小児看護学 |
研究成果の概要 |
本研究は、看護師と教諭が医療的ケアを実施している特別支援学校3校で1年間の医療的ケアの実施体制への支援プログラムを実施し、医療的ケアに関わる看護師、教諭、養護教諭の認識と行動、並びに医療的ケアの実施体制、支援体制の変化を明らかにすることを目的に行った。 その結果、看護師18名、教諭81名、養護教諭6名のうち、勤務校の医療的ケアの状況が「改善した」、「やや改善した」と評価した看護師は72.2%、教諭は55.5%、養護教諭は100%で、他職種とのコミュニケーションが改善し、連携の充実を認識していたことから、本支援プログラムは医療的ケアの実施体制の改善に有効であると考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果、看護師と第3号研修を受けた教諭が医療的ケアを実施している特別支援学校3校に共通する3つの課題が明らかになり、本支援プログラムが医療的ケアの実施体制の改善に有効であった。そのため、学校全体をアセスメントしその学校の課題を明確にすることに加えて、①医療的ケア関係者に医療的ケアにおける各職種の役割の理解を促すこと、②医療的ケアの場面について看護師、教諭、養護教諭が一緒に話し合う機会を作ること、③医療的ケアの必要な児童生徒の行事や緊急時に対応する各職種の役割が明確に提示された個別のマニュアルを作成することが、学校における医療的ケア関係者の連携を促進することが示唆された。
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