研究課題/領域番号 |
16K12170
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 株式会社北村メンタルヘルス研究所 (2017-2019) 文京学院大学 (2016) |
研究代表者 |
大橋 優紀子 株式会社北村メンタルヘルス研究所, 第一研究部, 客員研究員 (10706732)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | Temperament Assessment / EASI / PSTCI / CBQ / Measurement Invariance / Cluster Analysis / Typology / 子どもの気質 / 信頼性 / 子育て支援 / ペアレンティング / 測定不変性 / ボンディング障害 / 産後うつ / 周産期メンタルヘルス / 評価バイアス / 看護学 / 小児 / 気質 / バイアス |
研究成果の概要 |
乳幼児の気質評価の信頼性の担保を目的とした、3~4歳児900人の気質の調査(研究A)、年齢横断的に使用可能な簡易気質評価尺度の開発を目的とした、4~7歳児の親1338名に対するインターネット調査(研究B)、周産期の心理社会的要因と子どもの気質の相互影響および評定者バイアスの解明を目的とした、約200組の親に対する妊娠期からの縦断調査(研究C)を実施した。主な成果として、EASI日本語版(14項目)の測定不変性が確認できた他、4つの気質類型(Average-Active, Regulated, Average-Quiet, Sensitive)が明らかになった。残りのデータの分析も進めている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
乳幼児の気質の正確な評価(アセスメント)は、発達支援、子育て支援にとって重要である。現在、さまざまな気質測定方法が開発されてはいるものの、日本においては、信頼性・妥当性が担保された評価法が少なかった。本研究の成果の一つとして、測定不変性の確認ができた簡易な気質評価法が得られた。また、日本の幼児の4つの気質類型を明らかにできた。従来の気質研究の多くは気質の側面に着目したものであった。本研究成果により、気質プロフィールタイプによる臨床アプローチの発展が考えられる。
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