研究課題/領域番号 |
16K12178
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 関東学院大学 |
研究代表者 |
永田 真弓 関東学院大学, 看護学部, 教授 (40294558)
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研究分担者 |
清水 裕子 関東学院大学, 看護学部, 助手 (40737508)
飯尾 美沙 関東学院大学, 看護学部, 講師 (50709011)
廣瀬 幸美 横浜市立大学, 医学部, 教授 (60175916)
橋浦 里実 関東学院大学, 看護学部, 助教 (60737302)
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研究協力者 |
小林 麻衣
清水 裕子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 小児がん / 看護師 / 社会リハビリテーション / 生活活動 / 家族・社会関係 / 環境 / 家族関係 / 社会関係 / 支援 / リハビリテーション / 社会参加 / 生活 |
研究成果の概要 |
小児がんの子どもに対する小児がん拠点病院ならびに連携病院の社会リハビリテーションの実態について明らかにすることを目的に、インタビュー調査を実施した。 2017年小児がん拠点病院・中央機関および連携病院のうち、11施設17名の看護師から調査協力が得られた。小児がん拠点病院は7施設で、取得している資格は小児がん相談員5名、小児専門看護師4名(小児がん相談員との重複2名)等であった。5施設7名の看護師が語った小児がん治療中の子どもへの社会リハビリテーションは、生活活動支援、家族・社会関係支援、環境整備に分類された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児がんの子どもが入院治療中から社会生活力を高め、退院後も自分らしい生活を送るために、小児がん拠点病院や連携病院の各施設が工夫しながらすでに実践している、社会リハビリテーション支援の実践知を集積した。この看護師が語った小児がん治療中の子どもへの社会リハビリテーションとしての生活活動支援、家族・社会関係支援、環境整備は、ニーズとして高い社会リハビリテーションを形式知にしたといえる。この成果は、入院治療中の小児がんの子どもへのトータルケアの充実のみならず、長期的なフォローアップを含めた小児がん経験者への支援としても意義があると考えている。
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