研究課題/領域番号 |
16K12194
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 川崎市立看護大学 (2022) 名古屋大学 (2016-2021) |
研究代表者 |
渕田 英津子 川崎市立看護大学, 看護学部, 教授 (90315846)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 認知症高齢者 / 生活機能 / 多職種協同 / ケア指標 / 介護老人保健施設 / 介護老人福祉施設 / 介護施設 |
研究成果の概要 |
介護老人保健施設・介護老人福祉施設(以下,介護施設)の認知症高齢者の生活機能を支える多職種協同ケア指標(以下,ケア指標)の開発を目指し,国内外の文献検討,日本の介護施設の看護職・介護職(以下,ケア職員)への無記名自記式質問紙調査,介護施設のケア職員と認知症高齢者ケアの専門家への半構造化インタビュー,介護施設での使用,使用したケア職員への半構造化インタビューを実施した。これらの結果から,認知症高齢者の生活機能の形成に影響する要素,生活機能を形成する要素,生活機能を支える鍵となるケア項目,生活機能を支える多職種協同に必要な要素,生活機能の形成により生じる事象から成るケア指標を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
厚生労働省の介護サービス施設・事業所調査では,介護施設在所者の認知症者は9割を超えている。しかし,介護施設のケア職員が協同して使用可能なケア指標はない。そこで,介護施設のケア職員への質問紙調査,ケア職員や認知症高齢者ケアの専門家への半構造化インタビューなどにより,ケア指標を開発した。本ケア指標は,介護施設のケア職員が認知症高齢者の生活機能に影響する要素,生活機能を形成する要素,生活機能により生じる事象を段階的に確認ができる。また,生活機能を支える多職種協同に必要な要素を意識して,認知症高齢者の生活機能を支える鍵となるケア項目を多職種で協同して実施できる可能性がある。
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