研究課題/領域番号 |
16K12197
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
國吉 緑 琉球大学, 医学部, 非常勤講師 (80214980)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 高齢者虐待 / 介護施設従事者 / 不適切なケア / 高齢者虐待防止 / 予防実践プログラム / 介護施設 / 高齢者虐待行為 / 虐待防止策 / 不適切なケア認識 / 健康関連QOL / 高齢者虐待防止への取り組み / 不適切な行為 / 老年看護学 / 職業性ストレス簡易調査 / エイジズム / 施設従事者 |
研究成果の概要 |
高齢者虐待行為及び不適切なケアに対する認識において、職位、資格、経験年数による違いや、仕事ストレス、エイジズム、健康関連QOLが関連していることが示唆された。これらの結果と施設従事者が必要と考える取り組みに対する意見に基づいて、予防実践プログラムとして以下の6項目を策定した。主な項目は【認知症の理解】【高齢者の理解】【高齢者虐待の知識・高齢者虐待防止法の理解】【人権・権利擁護】【職員のメンタルヘルス】【チームアプローチ】である。今後の課題としては、各項目の内容や、具体的な運用方法等については、施設従事者の意見を取り入れながらより現場に適応できるよう推進していく必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
沖縄県の介護施設における高齢者虐待防止の体制構築を目指した取り組みの一環として、これまでの研究成果を踏まえ、本研究では、沖縄県介護施設従事者の高齢者虐待行為及び不適切なケアの現状と要因を明らかにし、その予防対策について検討することを目的としている。超高齢社会の進展とともに増加が懸念されている「高齢者虐待」に端を発し、本研究は、まだ十分に検証されていない地域における介護施設の現状を基盤としていることより学術的にも意義があり、自治体に対して提言できる資料として活用されることが期待できると考える。
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