研究課題/領域番号 |
16K12199
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 茨城県立医療大学 |
研究代表者 |
中村 摩紀 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (90444934)
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研究分担者 |
星野 聖 筑波大学, システム情報系, 教授 (80251528)
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研究協力者 |
門間 正彦
本村 美和
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 転倒防止 / 高齢者 / すり足訓練 / 短剣道 / 転倒 / 歩行訓練マシン / システム工学 / すり足 / リハビリテーション看護 |
研究成果の概要 |
本研究は,短剣道のすり足訓練による転倒防止プログラムの提案を目的とする.第一に,短剣道の足構えの特徴を実験的に検討した.第二に,思い立ったその時に,一人で利用できる動作推定システムを提案した.第三に,すり足訓練マシンを設計開発した.それらの結果,足構えに関するキネマティックな特徴量と,それ以外の特徴量間には有意な相関は見られなかった.また,撮像画像の配色が複雑であっても,最多で4種類のカラーマーカがあれば,動作推定時の画像処理において,類似色どうしの近接や遮蔽を避けられ,良好な精度で関節角度推定ができることが示された.さらに,手軽さ,安全性,楽しさを持ったすり足訓練マシンを開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの転倒予防運動は,座位姿勢やゆっくりとした動きでの実施が多く,一瞬で生じる転倒の危険から巧みに身を守るための転倒回避には課題があるとされている.本研究では,第一に,ゲームと同程度の手軽さ,安全性,楽しさを持った,すり足訓練マシンと,第二に,自分の動作を客観的に把握できる動作解析システムにより,バランスを保持したまま瞬時に移動する短剣道のすり足訓練を,一人でも,楽しく,安全に,継続的に,実施し得る環境と機会を提供した.
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