研究課題/領域番号 |
16K12204
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 敦賀市立看護大学 |
研究代表者 |
木谷 尚美 敦賀市立看護大学, 看護学部, 准教授 (50350806)
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研究分担者 |
沼本 教子 関西国際大学, 看護学部, 教授 (00198558)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 老年期 / 初期認知症 / 人生の統合性 / 看護介入 / 発達課題 / エリクソン発達課題論 / 人生の統合 / 老年期発達課題 / 老年看護 / 老年看護学 / 初期認知症高齢者 |
研究成果の概要 |
初期認知症の人は,「自我が脅かされるような体験の中で多くの不安を抱えながら生きている」との報告があるが,本人への支援は不足している。そこで,初期認知症の人が「いま」の危機的状況を乗り越え,認知症を持ちながらでも,自分の人生を自分なりに納得して終えることができるように,老年期の発達課題である「人生の統合性」の獲得をめざした看護支援プログラムを開発し,その効果を検証した。その結果,本プログラムの有効性を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
初期認知症の人が増加している一方で,本人への支援策が不足している。いわゆる「初期の空白期間」が問題となっている中で,初期認知症高齢者への看護実践に有効である。さらに,本個別支援プログラムの実践過程で「本人の生き方の望み」「終末期の意思」を確認し,研究者がオリジナルで開発した「オレンジノート」に遺しておくことができれば,認知症が進行した未来においても,自らの人生に主体的に関わることができると考える。初期認知症高齢者本人の「いま」および「未来」を支える看護支援に寄与するものと考える。
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