研究課題
基盤研究(C)
長期間継続してきた「高齢者を対象とした水中運動講座」の効果を縦断的かつ包括的に評価した。これにより中山間地域におけるヘルスプロモーション活動への提言を試みた。長期間のヘルスプロモーション活動では「体力測定会」や「交流会」を定期的に開催する重要性が考えられた。測定会では体力の変化だけでなく、アセスメントを行う機会を得ることができた。これにより認知機能の状態も把握できた。交流会では高齢者のITCの利用が10年前よりも進んでいた。今後はこれらのツールの使用も考えられた。長期間の講座は高齢者の自主性を高める。さらに、測定会などは運動以外の側面でもヘルスプロモーション活動に重要であると言えた。
10年以上の長期間継続してきた「高齢者を対象とした水中運動講座」を包括的に評価した例はほとんどない。これらの結果、講座を長期間開催することは、講座でのコミュニティーを形成しが自主的に参加しようとする意識が高まっていた。このような講座を開催する際、定期的に「体力測定会」や「交流会」を開催すると、普段の活動では得られない参加者の状態が得られ、ヘルスプロモーション活動を行う際に重要な機会であることが分かった。
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https://www.nagano-nurs.ac.jp/irc/kouken/suichuundo.htm