研究課題/領域番号 |
16K12214
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 東北福祉大学 |
研究代表者 |
関川 伸哉 東北福祉大学, 総合福祉学部, 教授 (60326717)
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研究分担者 |
昆 恵介 北海道科学大学, 保健医療学部, 教授 (30453252)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 車椅子適合支援 / 効果測定 / 高齢者座位姿勢 / 高齢者の車椅子 / 開発 / ストレス評価 / 車椅子適合 / 心拍計測 / アミラーゼ活性値 / 高齢者の座位姿勢 / アミラーゼ / 心拍数計測 / Kinect / FFT解析 / 制度検定 / 高齢者 / ケア向上 |
研究成果の概要 |
高齢者介護施設入所者の多くは,体に合わない不適合な車椅子を使用している.こうした問題解決のために,高齢者介護施設の車椅子利用者に対して姿勢保持を含めた車椅子適合支援を実施してきた.車椅子適合支援を組織的な取り組みとして行うためには,車椅子適合支援の効果がケア向上にもたらす役割を明らかにする必要がある.本研究では,車椅子適合支援が高齢者のケア向上に果たす役割について明らかにすることを目的とした.結果,車椅子適合支援の効果を多角的に評価することができた.また,車椅子適合支援実施時に必要とされる車椅子開発を進めることができた.一方,各評価項目に関する詳細な分析が今後の課題として残された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在,高齢者介護施設で使用されている車椅子の多くは,病院等で一時的な搬送を目的に使用される製品であり,座位保持等の機能を有しておらず長時間の座位には適していない.しかし,他の代用品がない(少ない)状況の中,利用者の多くがそのような車椅子を長時間使用している.結果,姿勢の崩れや痛み,褥そう,骨変形の助長を促す等の二次的な障害を生み出す原因にもなっている.今後益々増え続ける高齢者介護施設の車椅子利用者に対して,どのような導入方法が効果的であるのかを明確にするうえでも車椅子適合支援の取り組みが認知され,多くの高齢者介護施設で実施されることが望まれる.本研究結果は,その一助となり得るものと考える
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