研究課題/領域番号 |
16K12215
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 日本赤十字秋田看護大学 |
研究代表者 |
山田 典子 日本赤十字秋田看護大学, 看護学部看護学科, 教授 (10320863)
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研究分担者 |
大山 一志 東京情報大学, 看護学部看護学科, 助教 (10707326)
渡邊 智 札幌医科大学, 医学部, 教授 (20292005)
兵頭 秀樹 北海道大学, 医学研究院, 准教授 (30306154)
松橋 朋子 日本赤十字秋田短期大学, その他部局等, 講師 (30461718)
及川 真一 日本赤十字秋田短期大学, その他部局等, 講師 (50612678)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 高齢者 / 体表観察 / カラーチャート・スケール / 肉眼的評価 / 画像評価 / 虐待 / 早期発見 / セルフネグレクト / 受傷 / 体表の観察記録 / 皮膚の変色 / 介護と看護の連携 / 体表 / アザ / 外傷 / 看護職 / 介護職 / 虐待の早期発見 / 法医学的観察視点 / 高齢者虐待 / カラーチャート / スクリーニングツール |
研究成果の概要 |
本研究は高齢者の体表をカラーチャート・スケールで観察し、その観察記録を基に早期介入の見極めが可能となるツールを開発し観察を行った。 53名、平均年齢82.8歳の協力が得られた。皮膚変色が観られた身体部位別は、上半身(54.7%)、下半身(43.4%)、頭部(9.4%)であった。 高齢者では受傷の程度並びに部位により所見に差があり、肉眼的評価では観察者による個人差が大きく、汎用ソフトウェアを用いることでも画像評価の数値化は可能で、客観的な記録が可能であることが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究班では、1)認知症になる可能性がある軽度認知障害の高齢者が約400万人いる、2)高齢者虐待が増加しており早期発見するためのスクリーニングが必要、3)虐待の痕跡が比較的わかりやすい体表観察のスケールが現段階では存在しない、という点を解決する体表観察スケールを作成し体表変色の評価をした。臨床現場の協力のもと撮像された変色部写真についてデジタル画像解析を行い、損傷に特徴的な所見の客観的評価基準策定の示唆を得た。
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