研究課題/領域番号 |
16K12217
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 共立女子大学 |
研究代表者 |
菅原 峰子 共立女子大学, 看護学部, 准教授 (70398353)
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研究分担者 |
荒木 亜紀 共立女子大学, 看護学部, 准教授 (20438609)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 高齢者 / 脳梗塞 / せん妄 / リスクアセスメント / 急性期 / アセスメントツール / 高齢患者 |
研究成果の概要 |
第一段階の研究から、看護の高度実践者が高齢患者から得る観察点は神経症状をはじめとする身体面から生活史にわたる広範囲の観察点であり、第二段階の研究から、看護実践者は「短期記憶」「認知症の程度」「注意力」「せん妄スケール」「見当識の確認」「脳梗塞の既往:入院中のせん妄」を特に重要と認識していることが明らかとなった。先行研究で示されている高齢脳梗塞患者のせん妄状態に影響する要因を踏襲し、リスクアセスメントツールは、病日1日目と病日2日以降の2段階とし、せん妄発症のリスクアセスメントのための観察とせん妄予防/症状緩和を目的としたケアブラン作成のための観察で構成したものが実用的であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
患者の高齢化に伴い、日本の脳梗塞患者の急性期医療を担う医療施設では、せん妄発症の高リスク患者をいち早く見出してケアにあたることが求められている。本研究結果から、看護実践者がせん妄リスクアセスメントのために重要視している観察点が明らかとなった。個別性の高く画一的なケアプランでは効果が得られにくい高齢者に対し、高度看護実践者は多面的な観察から情報を得ていることが明らかとなった。今後、これらの項目の妥当性を検証していくことで高齢脳梗塞患者に特化したせん妄リスクアセスメントツールとなり、さらに、ケアプラン作成の一助となる観察を一体化したせん妄ケア支援ツールになり得ると考えられる。
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