研究課題/領域番号 |
16K12221
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
室岡 陽子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (30646732)
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研究分担者 |
武田 利明 岩手県立大学, 看護学部, 教授 (40305248)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 褥瘡 / 予防用具 / 血流改善 / 在宅 / 組織血流量 / 体圧分散 / 在宅看護 |
研究成果の概要 |
本研究は、臨床現場の実態調査をもとに汎用性が高く血流量を増加させるミニシートの最適条件の検証について実施した。そこで得られた最適条件をもとに、健常者におけるミニシート使用による臀部の接する部位に体圧の減少と血流改善効果があるかの検証を行った。その結果、有効なデータが得られたため、臨床現場にて車椅子を使用している療養者において、ミニシート使用による臀部に接する部位の体圧と血流量の測定を実施した。 今後は健常者から得られた結果と比較しながらミニシート使用による局所部位の接触部体圧の減少と血流改善効果について検証しまとめていく予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、長期療養型施設や在宅で過ごされる高齢者が増加している中、地域包括ケアの推進が行われている。また在宅における褥瘡対策においても予防整備の充実が求められてきている。予防環境を整備する中では、ベッドマットレスや車椅子用クッションのさらなる開発がなされ、病院では高性能な製品が使用されている一方、在宅においては各施設、各家庭の事情によって異なり、十分な環境が整っているとは言えない。そこで我々が考える予防用具の検証ならびに開発が進むことにより、限られた介護保険制度の中、在宅療養者がいくつもの用具を準備することなくあらゆる状況下においても簡便に使用できる製品開発の一助になると考える。
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