研究課題/領域番号 |
16K12245
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
藤野 成美 佐賀大学, 医学部, 教授 (70289601)
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研究分担者 |
岡村 仁 広島大学, 医系科学研究科(保), 教授 (40311419)
重松 由佳子 (有馬由佳子) 久留米大学, 医学部, 教授 (90320390)
長家 智子 佐賀大学, 医学部, 教授 (70207976)
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 精神障がい者 / アウトリーチ / 多職種協働 / 尺度 / 多職種恊働 / 精神障害者 |
研究成果の概要 |
まず,地域活動支援センターにおいてアウトリーチ支援を行う上での課題について明らかにした.その結果【行政や医療機関の担当者との連携不足】【専門職による支援の質の差】【インフォーマルサポートの不足】【精神症状に対する対応の難しさ】【支援に対する公的資金援助の不足】【個別性を考慮した支援の難しさ】が抽出された. 次に, 多職種チームにおける精神障がい者アウトリーチ実践自己評価尺度を開発し, その信頼性と妥当性を検討した. 探索的因子分析の結果,3因子20項目構造となった. 本尺度における信頼性・妥当性は,統計学的に許容できる尺度であると示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により,地域ケア連携システムを開発することによって,多職種の役割が明確になり,情報共有および当事者目線での支援とシステム評価が可能となった.また開発した精神障がい者アウトリーチ実践自己評価尺度により,多職種による支援の現状分析からの課題抽出,目標,方針,具体的支援計画の共有ができ,支援が可視化された.各専門職の支援が効率よく的確に提供することが可能となることで,顔の見えるネットワークづくりに貢献できると考える.
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