研究課題/領域番号 |
16K12248
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
善生 まり子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (20292394)
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研究分担者 |
藤縄 理 福井医療大学, 保健医療学部, 教授 (00315722)
久保田 亮 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (90548124)
菅野 康二 順天堂大学, 医学部, 准教授 (80445543)
戸田 肇 北里大学, 看護学部, 教授 (80286369)
菊本 東陽 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (30550735)
中村 裕美 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (20444937)
森鍵 祐子 山形大学, 医学部, 准教授 (20431596)
小原 弘子 高知県立大学, 看護学部, 助教 (20584337)
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研究協力者 |
黒田 真由美
高林 由佳
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | フレイル / ヘルスリテラシー / 介入プログラム / 高齢者 / 健康長寿 / IPW / 予防 / 地域高齢者 / プロジェクト |
研究成果の概要 |
4つの自主グループの高齢者81名(70.7±6.5歳、女性78名・96.3%)を研究対象に、介入群48名と対照群33名の2群とし、フレイル・ヘルスリテラシー・QOL評価に関する質問紙・体力測定調査、健康セミナー、雑談会、個別相談等の介入プログラムの提供、個別インタビュー調査を約1年9か月間行った。データ解析は介入群27名、対照群27名を各々抽出し、介入効果を評価した。量的調査結果からは明らかな差はみられなかったが、総合して高齢者のフレイルに対する意識は、調査結果のフィードバックや自己評価により促され、結果に基づいた教材開発・提供によってライフスタイル見直しの動機づけにつながることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、IPWプロジェクトにより、多専門分野の研究者が高齢者のフレイル評価、ヘルスリテラシー評価、QOL評価調査を通して、介入プログラム開発から効果検証に至るまで共有・創造したことで多角的かつ実態に即した高齢者支援のあり方を検討できたと考える。高齢者自らがフレイル予防への意識を醸成させるためには、調査結果のフィードバック、意図的なヘルスリテラシーを促す介入が効果的であり、個人および集団の調査結果の特徴に基づいた教材開発・提供に取り組むことが肝要である。その成果は多様な高齢者への看護実践の場で活用され、啓発・普及活動につながり、健康長寿社会を支える専門職の支援のあり方の一助になる得ると考える。
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