研究課題/領域番号 |
16K12259
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 天理医療大学 (2018-2022) 奈良県立医科大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
奥田 眞紀子 天理医療大学, 医療学部, 教授 (00390211)
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研究分担者 |
栗田 麻美 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (00574922)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 在宅用標準看護計画 / 看護診断 / 看護課題 / 関連因子 / 看護診断名 / 訪問看護計画書 / 看護の課題 / 訪問看護師の着目点 / 可視化 / 訪問看護 / 訪問看護介入 / 訪問看護実践の可視化 / 評価項目 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、在宅で頻度の高い事象の看護診断名に対する在宅用標準看護計画を策定すること、全国の訪問看護ステーション5240で使用する看護診断名を調査し、策定した看護診断名の妥当性をはかること、在宅における看護課題の着眼点と看護計画が持つ課題を明らかにすることであった。 その結果、便秘、介護者役割緊張、皮膚統合性障害等、15の看護診断名に対する在宅用標準看護計画を策定し、その診断名の使用頻度が高いことが全国調査によって確認できた。訪問看護計画の課題は、看護課題やその関連因子が不明確なものは73.6%であり、看護介入によって評価できない内容が多く見受けられたことであった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、訪問看護ステーションに対する全国調査により、訪問看護師が介入する看護課題を明らかにし、さらにその看護課題に対する在宅用標準看護計画を策定したことは、訪問看護における活用および訪問看護実践の可視化につながる点に意義がある。 さらに、訪問看護計画において看護課題とその関連因子が不明確であるものが73.6%見受けられたことにより、看護課題の根拠が不明確である可能性があり、訪問看護計画における今後の課題への示唆が得られたことは、今後取り組む課題が明確になった。
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