研究課題/領域番号 |
16K12264
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 沖縄県立看護大学 |
研究代表者 |
田場 由紀 沖縄県立看護大学, 看護学部, 准教授 (30549027)
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研究分担者 |
砂川 ゆかり 沖縄県立看護大学, 看護学部, 助教 (00588824)
山口 初代 沖縄県立看護大学, 看護学部, 助教 (70647007)
大湾 明美 沖縄県立看護大学, 保健看護学研究科, 教授 (80185404)
佐久川 政吉 名桜大学, その他部局等, 教授 (80326503)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 要介護高齢者 / コミュニティ / 生活の継続性 / 協働 / 組織的コミュニティ / 在宅看護 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、高齢者が要介護状態になってもこれまで培ってきたコミュニティへの参加を継続する支援方法を提案することである。方法は、看護職に対する半構造化した面接調査および参加観察である。要介護高齢者に対する看護職者による支援方法は、アセスメントでは、生活歴や生活支援を通して把握した重要他者への思い、かかわりなど、要介護者にとっての重要なコミュニティを把握していた。支援の実施では、家族、他の専門職、地域住民などの関係者と協働していた。高齢者が要介護状態になっても重要なコミュニティへの参加を継続する支援方法は、高齢者にとっての重要なコミュニティのアセスメントと多様な関係者との協働であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
要介護高齢者が所属できる集団をつくり、コミュニティ形成の場を作ることに加えて、要介護高齢者が所属してきた、あるいは新たに所属することになる集団のなかで要介護高齢者が人間関係に働きかけられるよう、看護職者が意図的に支援することは、要介護状態の高齢者がコミュニティに参加することを助け、個々のケアコミュニティを形成すると考えられた。したがって、要介護高齢者に対する個別支援の立場から地域包括ケアシステムの構築を推進する役割を担える可能性が示唆された。
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