研究課題/領域番号 |
16K12265
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 了徳寺大学 (2018) 千葉科学大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
原 美弥子 了徳寺大学, 健康科学部, 教授 (00276172)
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研究分担者 |
齋藤 君枝 千葉科学大学, 看護学部, 教授 (80274059)
眞鍋 知子 了徳寺大学, 健康科学部, 教授 (40573598)
樋貝 繁香 金城大学, 看護学部, 教授 (50362083)
佐藤 正樹 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (30570163)
丸山 幸恵 千葉科学大学, 看護学部, 講師 (50550696)
吉岡 大晶 千葉科学大学, 看護学部, 助手 (70782449)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 睡眠教育 / 心臓リハビリテーション / アクチグラフ / 代替療法 / 高齢心臓病患者 |
研究実績の概要 |
睡眠障害は心臓病のリスク要因である。心臓病患者の睡眠改善として心臓リハビリテーションにおける睡眠教育プログラム(以下、心リハ睡眠教育)を作成し、その効果を検証した。心リハ睡眠教育は(睡眠講話、生活習慣チェック、睡眠日誌、睡眠保健指導(フィードバック、面接・相談)、睡眠習慣改善支援で構成した。研究同意を得た外来心臓リハビリテーション通院患者37名は無作為に介入群(実施)と対照群(非実施)に割付。調査測定は開始時と終了時(4週間後)に1)参加者背景(年齢、疾患名、睡眠薬使用、心リハ回数)、2)抑うつ・不安検査(HADS)、3)ピッツバーグ睡眠質問票(Pittsburg Sleep Quality index:PSQI)、4)睡眠状態:アクチグラフ(3軸加速度計(Prime Jay社GT3X-BTモニター)客観的睡眠指標を実施。アクチグラフは開始時と終了時の前後各1週間手首に24時間装着。心リハ睡眠教育は介入群では開始時に対照群は終了時調査完了後に実施。アクチグラフデータはアクチライフVer6.0ソフトで解析。解析は開始時と終了時の各群内比較、2群比較は変化量をt検定、Wilcoxon符号付順位検定、有意水準5%。解析対象の平均年齢±SDは介入群14名(除外2名) 69.7±8.0歳。対照群17名(除外4名)74.5±8.5歳。PSQI平均総得点±SDは介入群開始時5.8±1.4、終了時4.5±1.7に改善(p<0.01)、対照群開始時5.8±3.5、終了時6.5±3.9で有意差なし。アクチグラフ評価は介入群の睡眠効率(p<0.01)、入眠潜時・中途覚醒回数・中途覚醒時間(各p<0.05)は改善したが対照群有意差なし。介入群は対照群と比較し、入眠潜時が減少(p<0.05)。本研究では在宅心臓病患者への睡眠教育による睡眠改善効果が示された。
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