研究課題/領域番号 |
16K12267
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
宮地 普子 北海道医療大学, 看護福祉学部, 准教授 (60364303)
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研究分担者 |
阿保 順子 北海道医療大学, 看護福祉学部, 名誉教授 (30265095)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 認知症高齢者 / アルツハイマー型認知症 / wandering / 一人歩き / 生活世界 / Wandering / アルツハイマー病 / 看護学 |
研究成果の概要 |
本研究はアルツハイマー型認知症高齢者の「一人歩き」の特徴を明らかにすることを目的とした、介護者や家族の語りをデータとした質的記述的研究である。認知症高齢者の「一人歩き」に関連したものを逐語録データとして構成し、分析に使用した。その結果、本研究の対象者の「一人歩き」には散歩や仕事に行くなどの目的があった。認知症進行度や生活背景などの関連要因と行動の意味を把握したケアが必要であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢化に伴う身体状態の悪化は一人歩きの頻度や範囲を縮小させるが、本人の一人歩きへの希望(目的)は残っていることから、身体状態を考慮した認知症高齢者の一人歩きの目的に沿ったケアの必要性が示唆された。また、認知症の進行や生活背景などの関連要因とともに行動の意味を捉えたケアについて、認知症高齢者の世界に応じた看護を検討していくことの必要性が明らかとなった。
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