研究課題/領域番号 |
16K12272
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
|
研究機関 | 杏林大学 (2019) 淑徳大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
柴田 滋子 杏林大学, 保健学部, 講師 (90622077)
|
研究分担者 |
鈴木 英子 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 教授 (20299879)
根岸 貴子 東京家政大学, 健康科学部, 教授 (40709250)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 訪問看護師 / キャリアコミットメント / バーンアウト / 困難感 / 業務特性 |
研究成果の概要 |
訪問看護師が認識する病院看護との違いは、「一人での訪問」、「限られた時間」、「環境が不十分な状況」、「本人・家族が主体」などであった。 上記を基にキャリアコミットメントとの関連を調査した結果、訪問看護師のキャリアコミットメントには「在宅生活の中での看護にやりがいを感じる」、「私生活に満足している」、「社会資源や制度について適時情報提供し活用することができている」、「職務効力感が高い」「医師とは良好な関係を保てている」、「バーンアウトのシニシズムが高い」、「職場内に尊敬できる人の存在」が関連していることが明らかになった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
病院看護師に比べて少なく不足している訪問看護師の特徴を示すことで、訪問看護師に対する社会的理解の促進に繋がると考える。また、本研究で明らかになった訪問看護師が困難に感じている点やキャリアコミットメントへの関連因子は職務環境改善の資料となる。職務環境の整備は訪問看護師の離職予防に役立ち、経験のある訪問看護師が増加することで地域の医療体制の整備にも貢献できると考える。
|