研究課題/領域番号 |
16K12274
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
立石 彩美 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (00514861)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | マインドフルネス / 看護 / うつ病 / うつ / うつ病患者 / 看護師 |
研究成果の概要 |
本研究では、精神科に勤務する看護職を対象に、マインドフルネス研修を実施し、マインドフルネスを日常で実践してもらうことで、うつ病患者への看護や、看護職自身にどのような変化があるかをインタビュー調査し分析した。インタビューの分析の結果、6名の対象者は研修参加後も、全員がマインドフルネスを自身の心を落ち着けるために活用しており、実践し自身が心の余裕を持つことで、仕事に役立っている状況があった。 また、うつ病患者だけでなく、様々な精神疾患の患者の看護に、マインドフルネスが活用できる可能性があり、患者と看護師が一緒に行うことでより効果的に実施でき、スタッフにとっても良い影響があることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、うつ病患者だけでなく、様々な精神疾患の患者の回復過程を支援するために、マインドフルネスがどのように活用できるか、その手掛かりとなる知見を明らかにすることができた。うつ病患者や精神疾患患者が増加し、医療現場では慢性的な人手不足にある中で、今後今回の知見を応用し、マインドフルネスを看護の様々な場面で活用することができれば、医療費の削減や、薬物療法だけに頼らない、患者の回復を促進する医療の発展につながると考えられる。
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