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女性がんサバイバーの療養生活体験に基づいたサバイバーケアプランの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K12286
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 高齢看護学
研究機関園田学園女子大学

研究代表者

新井 香奈子  園田学園女子大学, 人間健康学部, 教授 (00364050)

研究分担者 森本 喜代美  聖泉大学, 看護学部, 講師 (90616046)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワードがんサバイバー / 療養体験 / サバイバーケアプラン / 女性 / 体験 / 長期生存 / Cancer Survivorship / 療養生活体験 / 地域
研究成果の概要

本研究にて明らかになった長期生存の女性がんサバイバー特有の療養生活上の体験・療養行動に影響する要因は、家事・育児・介護という事柄であった。これらは、治療選択時の意志決定や家族の健康に今まで以上に神経質になるという行動に大きな影響をもたらしていた。また、女性がんサバイバーの社会復帰の視点は、仕事への復帰だけではなく、子のPTA活動への参加、ママ友との交流、主介護者や副介護者としての介護への参加などを意味していることが特徴的であった。
以上から、女性がんサバイバーの生活者としての希望や体験に寄り添った支援をサバイバーケアプランに盛り込んで行くことが重要であると考えられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在のところ、女性がんサバイバーに焦点を当てたサバイバーケアプランの研究は日本において見当たらない。
女性が社会や家庭で担う役割や女性に特徴的な心理的側面、女性特有の症状緩和の方法など、様々な要因ががんサバイバーの日常生活や療養行動、社会復帰に影響していること等、女性がんサバイバーのサバイバーケアプランを考慮する際に重要な視点が明らかになった点は、社会的に意義深いと考える。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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