研究課題/領域番号 |
16K12300
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
野中 大輔 琉球大学, 医学部, 准教授 (00538275)
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研究分担者 |
高橋 謙造 帝京大学, 公私立大学の部局等, 教授 (00365628)
當山 裕子 琉球大学, 医学部, 講師 (90468075)
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研究協力者 |
小林 潤
野村 真利香
インタボン ヌハック
チャンタコウマン ケトマニー
ポンボンサ ティエンカム
ルアンパサイ チャンタリ
カウナボン センチャン
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | プラリマリ・ヘルスケア / 地域診断 / 調査票開発 / 開発途上国 / プライマリヘルスケア / チェックリスト / ラオス |
研究成果の概要 |
ラオス国の農村郡のヘルスセンターにおいて、プライマリ・ヘルスケアの概念に基づいた地域診断チェックリストを開発した。開発した8分野42項目からなるチェックリストを用いた調査を10村で実施したところ、以下の有用性が確認された。1) 地域診断チェックリストは、村落でよくみられる健康問題(下痢症、マラリア、咳等)の危険因子を特定できること、2) 地域診断チェックリストは、地理的・文化的に類似した村落間においてでも、危険因子が異なることを特定できるほど鋭敏であること、3) 地域診断チェックリストを用いた調査は、ヘルスセンター職員に対して特別な訓練を提供せずに、かつ現行の日常業務の中で実施可能であること。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
開発した地域診断チェックリストを用いた調査は、特別な訓練や予算を提供せずとも、通常業務(定期村落巡回)の中で実施が可能である。従って、ラオス国の研究実施地区以外においても導入(スケールアップ)が可能である。既存の地域保健アプローチの補完として、地域診断チェックリストを用いた調査を導入することによって、ラオス国の農村地域におけるプライマリ・ヘルスケアがより推進される可能性がある。
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