研究課題/領域番号 |
16K12303
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
尾崎 伊都子 名古屋市立大学, 看護学研究科, 准教授 (00347395)
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研究分担者 |
渡井 いずみ 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 准教授 (20509830)
西嶋 真理子 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (50403803)
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研究協力者 |
岩永 直美
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 減量支援プログラム / ICT / 人的支援 / 労働者 / インターネット / 無作為化比較試験 / 減量プログラム / 若年男性 / 減量支援 |
研究成果の概要 |
研究目的は、若年男性労働者を対象としたインターネットと人的支援を併用した減量プログラムの開発である。18歳以上40歳未満の男性労働者を対象に、インターネットと強度の異なる人的支援を併用した2つの減量プログラムを実施し、対照群との効果の違いを無作為化比較試験により検証した。通常支援群にはウェブ支援、開始時の集団指導、月1回のメール支援を提供した。強化支援群には通常支援群へのプログラムに加えて人的支援を4回付加した。対照群には、2群のプログラム終了後に通常支援群と同じプログラムを提供した。 強化支援群に付加した人的支援の減量効果が確認された。また通常支援群へのプログラムも対照群に比べて効果があった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インターネットと強度の異なる人的支援を組み合わせた2つの減量支援プログラムを開発した。本プログラムは、若年男性労働者が行動変容に取り組む際に陥りやすい困難を踏まえ、ウェブ上の自己管理ツールを用いながら生活習慣改善に関する対処能力を獲得し動機づけを維持できるよう、ウェブによる支援と人的支援をバランスよく組み合わせた。本プログラムは時間や距離の制約を受けやすい労働者にとって受け入れられやすい可能性がある。保健指導従事者に対しては、インターネットを用いた保健指導において減量効果が期待できる人的支援の標準的方法を提示することができた。地域保健への活用により特定保健指導対象者を減らす可能性が期待できる。
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