研究課題/領域番号 |
16K12311
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
小澤 若菜 高知県立大学, 看護学部, 講師 (90584334)
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研究分担者 |
時長 美希 高知県立大学, 看護学部, 教授 (00163965)
川本 美香 高知県立大学, 看護学部, 助教 (10633703)
石川 麻衣 群馬大学, 大学院保健学研究科, 准教授 (20344971)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 中小規模事業場 / ポピュレーション・ヘルス・マネジメント / ポピュレーションヘルスマネジメント / コラボヘルス / 受診行動 / 健康経営 |
研究成果の概要 |
中小規模事業場と医療保険者のコラボヘルスによる、効果的な健康づくりの方策を明らかにすることを目的に、集団のリスク特性に応じた、介入の適正配分と連続性を確保するための「中小規模事業場のポピュレーションヘルスマネジメントモデル」を構築した。実態調査により、中小規模事業場の従業員の健康課題を明確化を行った。また面接調査により、健康づくりを担う担当者が行う従業員の健康管理を特定した。それらの結果をもとに、中小規模事業場の従業員のリスクアセスメントに応じた、ポピュレーションヘルスマネジメントを検討し、健康づくり支援を階層化したガイドラインの作成を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果から、現役世代からの健康づくり対策を推進し、疾病リスクの削減、壮年期死亡の減少を図ることで、日本再興戦略の重要施策、「国民の健康寿命の延伸」を実現することができる。また、労働力の維持・確保が重要な中小規模事業場にとって、健康投資が図られることにより、従業員自身にとっての利益につながるだけでなく、組織の活性化をもたらし、生産性の向上や組織の価値向上にとっても大きな成果をもたらす。そして、健康づくりを共有する事業場と医療保険者の関係性構築と、その「核」となる人材を発掘し、育成することができる。
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