研究課題/領域番号 |
16K12312
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 大分県立看護科学大学 |
研究代表者 |
藤内 美保 大分県立看護科学大学, 看護学部, 教授 (60305844)
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研究分担者 |
福田 広美 大分県立看護科学大学, 看護学部, 教授 (00347709)
山田 貴子 大分県立看護科学大学, 看護学部, 助教 (30645536)
田中 佳子 大分県立看護科学大学, 看護学部, 助教 (70550804)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | フィジカルアセスメント / 臨床推論 / 看護師 / 看護学生 / 教育プログラム / 情報収集 / 視覚情報 / 看護基礎教育 / 継続教育 / エビデンス / 実践看護師 / 高度実践看護師 / 眼球運動測定装置 / 継続教育支援プログラム |
研究成果の概要 |
看護師の臨床推論に基づくフィジカルアセスメントの教育プログラムの開発を目指し、4段階の研究を実施した。患者の状態に関して臨床推論する内容にどのような違いがあるのか、看護学生と看護師との違いを詳しく比較分析し、必要な教育内容を検討した。 判断のための出発点である情報収集においてコミュニケーション技術とともに意図的で能動的な態度、また多くの情報の中から緊急性や重症性の手がかりとなる見逃してはならない情報を確実に捉える能力、さらに誤診を防止する能力等の教育内容が必要と示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療が高度化、先進化する中で、看護師の看護の質向上は不可欠である。患者の身体的な状態をしっかりと観察し必要な情報を収集し、根拠に基づく適切なアセスメントが求められている。そのためには看護基礎教育から継続教育に向けて、強化すべき教育内容を検討する必要がある。看護師はチーム医療のキーパーソンであり、患者に最も身近な専門職である。患者の状態の変化を捉え、判断し必要な対応をするためには、情報収集、臨床推論、臨床判断に至る思考プロセスを詳しく調査し検討する必要がある。
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