研究課題/領域番号 |
16K12330
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
蔭山 正子 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (80646464)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 育児支援 / 母子保健 / 精神保健 / 精神障害者 / 配偶者 / 子ども / ヤングケアラー / 精神障がい / 児童福祉 / 保健師 / 精神障害 / プログラム開発 / 親支援 |
研究成果の概要 |
精神障害者の長期的な育児支援の支援技術を検討するため、インタビューを実施した。支援技術では、信頼関係を築くまでの支援が最も難しく、また、最も重要であることが明らかになった。成人した子どもの立場に関しては、ヤングケアラー役割などが明らかになり、疾患の治療や支援によって改善しうることが見いだされた。健康な配偶者へのインタビューから、配偶者が将来に向けて自分の人生を考えることが重要であることがわかった。精神障がいを持つ当事者からは、孤立の中で育児をする姿や育児を通した成長が見いだされた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
精神障害をもちながらも子どもを産み育てる人が増えるが、支援のスキルや体制は不十分であり、準備が不足している。本研究では、障害をもつ当事者、その配偶者、育てられた子どもという家族構成員それぞれの経験を明らかにした。また、熟練の支援者の支援技術を明らかにし、著書にした。支援者は支援する上で対象者を理解することができ、支援の仕方にも示唆を得られると考えられる。その結果、当事者、配偶者、子供の生活の質が向上されると期待できる。
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