研究課題/領域番号 |
16K12331
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
|
研究機関 | 佐久大学 (2022) 新潟大学 (2016-2021) |
研究代表者 |
小林 恵子 佐久大学, 看護学部, 教授 (50300091)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 子ども虐待 / 保健師 / IPW / 子育て世代包括支援センター / 多職種連携 / ケア / IPW / 連携・協働 / 地域看護 / 支援 / IPE / 多職種協働 / 公衆衛生看護 / 公衆衛生看護学 / 協働 |
研究成果の概要 |
複雑な背景や要因をもつ子ども虐待の対応においては、多職種連携による協働が重要である。子ども虐待における保健師の専門職連携による協働(IPW)を検討するため、文献検討、および事例分析を経て、全国の子育て世代包括支援センターの保健師を対象にIPWコンピテンシー自己評価尺度(開発者の許可を得て一部改変)を用いた質問紙調査を実施した。有効回答282。回答者の平均年齢は40.9歳(SD10.04)。保健師経験年数は平均15.0歳(SD10.36)。IPWコンピテンシー自己評価得点は年代別、経験年数で有意差が見られ、20歳代、保健師経験年数10年未満の者の得点が他に比べて低かった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで子育て世代包括支援センターで活動する保健師の子ども虐待事例の支援におけるIPWコンピテンシーの実態についての報告はほとんど見られないため、実態を明らかにできたことは意義がある。子ども虐待予防における子育て世代包括支援センターで活動する保健師のIPWコンピテンシー自己評価尺度の得点は20歳代、保健師経験10年未満の者が他に比べて低い傾向がみられた。子育て世代包括支援センターにおける保健師の子ども虐待予防における活動の在り方、多職種連携において経験豊富なベテラン保健師からのサポートや支援経験が少ない保健師への多職種連携の事例を用いた研修が必要と考えられる。
|