研究課題/領域番号 |
16K12332
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
|
研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
米澤 洋美 福井大学, 学術研究院医学系部門, 准教授 (10415474)
|
研究分担者 |
長谷川 美香 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (90266669)
北出 順子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 准教授 (80509282)
秋原 志穂 北海道科学大学, 保健医療学部, 教授 (30337042)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 団塊世代 / 男性 / 介護予防 / シルバー人材センター / 健康づくり / アクションリサーチ / 自動車運転技術 / 担い手 / 退職後 / 担い手養成プログラム |
研究成果の概要 |
退職後の団塊世代男性を対象とした介護予防の担い手養成プログラムの開発を目的として、住民参加型アクションリサーチの手法を用いて、退職後高齢者の就業先として地方農村部で主要なシルバー人材センター会員によるヘルスコーディネータ-の養成を行った。 シルバー人材センター会員が全会員の健康づくりを目的として企画から参加する健康づくり活動である。課題の特定から計画・実施・振り返りの一連の過程を質的に分析した。 結果、健康課題決定までに健康課題は5つ抽出された。その内容は、認知症、自分で思っているより危険な自動車運転、就業中のストレス、注意力の低下へと変化し、最終的に、老いへの自覚が決定された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
シルバー人材センター会員という定年退職後も就業を通じて賃金を得たり、体力の維持増進や生きがいを求めたりする健康レベルにある高齢者にとって、認知症や転倒、自動車運転技術等の不安は、全く無いとは言わないが日頃実感する不安ではないと考えられる。最終的に抽出された老いへの自覚はその手前を補うものであり、長く就業するという目的と関連して動機づけにすることができれば就業を通した介護予防に効果が期待できるものと考える。
|